千代のキャラクター表です。
着物の柄は毎回のコマに描かなければいけないので、簡単だけど可愛いものが良い。
ということで紅白の梅のデザインにしました。
スクリーントーンは、最初は白い梅のところのみをくり抜く予定でしたが、
面倒臭かったので柄の部分だけ全部削ることにしました。
でも結果的に、良い感じにメリハリがついたと思います。
千代は顔のパーツだけなら、やや太眉・二重・小鼻・おちょぼ口、という簡単な作りです。
しかし私はこれに「二百年生きてきた女性の雰囲気」という、
作者にしかわからないこだわりを付加するので、毎回作画に時間がかかります。
漫画的にデフォルメ化された喜怒哀楽表現は勿論好きなのですが、
でも人間ってその四つの感情だけじゃなくて
「お腹すいた」「眠い」「テストがあるから憂鬱」「買ったばかりのシャンプーお風呂で使うの楽しみ」・・・
みたいな、本人にもよくわからない複雑な感情がいつもグルグルひしめいているじゃないですか。
そういう他人(他のキャラクターや読者)から見たら掴めないような心情を、
でも生きている人間なら誰しもが持っている心の機微を、
キャラクターの顔や雰囲気に込められるように私はなりたいです。
いきなりどうしたって話ですが、自分のホームページで
一度こういう↑「自分語り」してみたかったんですよね。
失礼しました。
こんばんは
2日に一度くらいしか覗いてないのに
上手いこと更新した日に覗けてしまって
なんかずっと張り付いてるみたいになってる逆山です^^;
自分語り良いですね(笑)
キャラの複雑な心情表現すごくわかります
伝わらなくても良くて
全然伝えたい事とは違うものの
些細なところへの遊び心
文字って書かなきゃその意図を含めるのって難しいですけど、絵って描いたものに複雑な気持ちを込めることできるから飽きないですほんと
逆に、2日に一度は見てくださっているのですね。
ありがたいことです、本当に。
そうなんですよね。
文字にも「行間を読ませる」という手法はありますけれど、
イラストの方が視覚的な情報が多い分、
小説よりは登場人物達の複雑な感情を孕ませるのが容易な気がします。
そして気付いたのですが、私がポエミーな自分語りをしたことで
逆山さんも若干ポエミーになっているのがちょっと面白い(笑)
逆山さんなら、私がもっとポエムったら
もっとポエム返ししてくださるのではないだろうか…?
いつもお付き合いいただいてありがとうございます^^