2023年9月18日に発行された滋賀版の読売新聞に、私と拙作「近江の桜とメシ食うことになりまして」についての記事を掲載していただきました。
▼読売新聞オンライン:
湖国の食文化 ネタに描く
https://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/feature/CO028716/20230918-OYTAT50000/
▼近江の桜とメシ食うことになりまして(KADOKAWA公式ページ):
https://www.kadokawa.co.jp/product/322302000595/
当記事を担当してくださった藤井記者の「滋賀県の食材を使った漫画を滋賀の人たちに知ってもらいたい」という熱意がこちらにも伝わってきました。
ジャーナリストの方は己の信念に沿って取材をしてらっしゃるんだなあと、私にはそれがとても眩しく見えました。
結果、二日に分けてトータル三時間ほど私の自分語りにお付き合いいただきました。
(ここまで自分のことに興味を持って聞いていただいたのは初めてなので、気恥ずかしくもありましたが嬉しかったです。)
素敵な記事を書いていただき感謝です。
藤井記者は滋賀の食事文化研究会(https://shigasyokubunken.com/)で拙作を知ったらしいですが、私に会いたいと思ったのは漫画の2膳目で主人公の幹太郎がふなずしを「ヴォエッ」としていたからだとか。
(記者もふなずしが苦手らしく)
どこで人の心が動くのか、わからないものだなと思いました。
2膳目の幹太郎のふなずし初体験は、私自身の感想も込めての描写でした。
またポルノグラフィティの歌詞でも「最初からハッピーエンドの映画なんて3分あれば終わっちゃうだろ」と言っているので、異邦人の幹太郎にはまず地元民(水輝)の洗礼を受けさせたい気持ちがありました。
そうしたらふなずしを愛する人からは「地元食のマイナス描写嬉しくない」と思われたようですが、逆に苦手な方からは「無理に好きにならなくても良いって言ってもらえた気がした」と好評でした。
人によって捉え方が違うのかと、私にはそれが面白かったです。
賛否両論の描写、藤井記者は良いほうに捉えてくださって良かったです。
▼藤井記者が手がけた他の記事:
■連載を終えて 風土の記憶、再生への願い
https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20230608-OYO1T50030/
(記事は他にもありますが、これが一番お人柄が伝わるかと思ったので。よろしければ探してみてください)
▼滋賀の食事文化研究会:
https://shigasyokubunken.com/
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